サンプルプログラムのコンパイルと実行

以下での操作例は Windowsの場合を示しています。Linux環境ではパス区切り文字など、Windowsとは多少異なる部分もあります。お手数ですがLinux環境についてはWindowsでの操作から推測してお読み願います。

サンプルプログラムの一括コンパイル

 Mind9¥sample¥ ディレクトリにサンプルプログラムが多数入っています。
 このディレクトリにあるプログラムはソースファイルのみなので、動かすにはまず最初にコンパイルする必要があります。
 コンパイルは個別に mind を起動しても良いのですが、プログラムの数が多いため全部まとめてコンパイルするバッチファイルを用意してあります。
 コマンド プロンプト環境を開いて以下のバッチファイルを実行してください。
          (強制コンパイル) >makehere force (Windows) $ ./makehere.sh force (Linux)
 上記操作で一括コンパイルできます。
 ソースプログラムを修正した場合など、2度目以降にコンパイルするには以下のように起動してください。内部的に mmake が使われ、修正のあったプログラムのみが再コンパイルされます。
      (修正のあったものを再コンパイル) >makehere make (Windows) $ ./makehere.sh make (Linux)

sample¥ ディレクトリにあるサンプルプログラム

 sample¥ ディレクトリにあるプログラムはすべてコンソールアプリです。
 インストール直後ではソースファイルのみが置かれていて、動かすにはコンパイルする必要があります。以下のバッチファイルをお使いください。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
       (sample\ フォルダ内)

  ccon0.bat  (初期コンパイル用)
  ccon.bat   (再コンパイル用)

  (例)
  hello.src をコンパイルするなら次の操作が便利

   >ccon0 hello   ←初期コンパイル
   >ccon hello    ←再コンパイル
\_______________________/
 以下ではそのうち2点のみ解説しますが、ほかにもありますのでディレクトリ内のソースファイルをご覧ください。

hello.src
 既に第3章「Mindの原理(コンパイラの使い方)」の「簡単なプログラムを実行してみる」において、このソースプログラムをコンパイルする様子が解説されているので、ここでは省きます。

revline.src
 指定されたテキストファイルを読み込み、先頭行〜末尾行が逆になったものを別のファイルに出力します。
 前の mtail.src と同じく、処理単語「逆方向に一行読み出し」のサンプルプログラムになりますが、一つのファイルを読み込み、ある処理を施した後に、別のファイルとして書き出すプログラムの例にもなっています。
 以下は起動例です(sampleディレクトリにある 20lines.txt というテキストファイルをサンプルとして使っています)。
c:¥Mind9¥sample>revline 20lines.txt 20lines-reverse.txt
20行を書き込みました。

c:¥Mind9¥sample>type 20lines-reverse.txt
20行目
19行目
18行目      プログラム起動箇所はLinuxでは ./revline ・・・ とする
17行目
〜略〜
 3行目
 2行目
 1行目

sampleF¥ ディレクトリにあるサンプル(小数演算)

 sampleF¥ ディレクトリにあるプログラムはすべてコンソールアプリです。
 インストール直後ではソースファイルのみが置かれていて、動かすにはコンパイルする必要があります。以下のバッチファイルをお使いください。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
       (sample\ フォルダ内)

  ccon0.bat  (初期コンパイル用)
  ccon.bat   (再コンパイル用)

  (例)
  小数変数.src をコンパイルするなら次の操作が便利

   >ccon0 小数変数   ←初期コンパイル
   >ccon 小数変数    ←再コンパイル
\_______________________/
 このディレクトリにあるサンプルはすべて小数演算の確認用です。どちらから言うと弊社内での動作確認用なのですが、ソースコードの書き方が参考になるかも知れませんので公開します。
 コンパイルは前述のようにバッチファイルを使って個別にコンパイルしても良いのですが、数が多いため全部まとめてコンパイルするタイプのバッチファイルも用意してあります。
 コマンド プロンプト環境を開いて以下のバッチファイルを実行してください。
          (強制コンパイル) >makehere force (Windows) $ ./makehere.sh force (Linux)
 上記操作で一括コンパイルできます。
 ソースプログラムを修正した場合など、2度目以降にコンパイルするには以下のように起動してください。内部的に mmake が使われ、修正のあったプログラムのみが再コンパイルされます。
      (修正のあったものを再コンパイル) >makehere make (Windows) $ ./makehere.sh make (Linux)

 以下で個々のソースファイルの説明をおこないます。

小数変数.src
 倍精度整数と少数変数定義と、それに対して「入れる」「クリア」「増加」「減少」を適用した場合の値の変化を確認するものです。
c:¥Mind9¥sampleF>小数変数     ←Linuxでは ./小数変数

倍精度変数の桁上がり無しの増減
倍精度変数1=00000000|00000000
倍精度変数1(3だけ増加)=00000003|00000000
倍精度変数1(3だけ減少)=00000000|00000000

倍精度変数の上位32bitへの桁上がりの有る増減
倍精度変数1=FFFFFFFF|99999999
倍精度変数1(3だけ増加)=00000002|9999999A
倍精度変数1(3だけ減少)=FFFFFFFF|99999999
倍精度変数1(クリア)   =00000000|00000000

小数変数1          =1.20000
小数変数1(1.2を3.4だけ増加) =4.60000
小数変数1(それを3.4だけ減少)=1.20000
小数変数1(クリアした)       =0.00000

小数定数・小数.src
 「○○は 少数定数 <Mind式>。」を使った小数の定数定義および、その右辺の式でのコンパイル時演算を確認するものです。式中で演算を表記していますが、これはあくまでコンパイル時演算であって実行時演算ではありません。
 詳細については、プログラミングマニュアルの第6章「数値演算」の「小数の定数としての表記」を参照してください。
c:¥Mind9¥sampleF>小数定数・小数    ←Linuxでは ./小数定数・小数
小数定数: 6を 5で 小数まで割る  =1.20000e+000
整数定数: 6.0を 2.0で f割り 整数化=3
整数定数: 3.14を 整数化し 4を 加え=7
小数定数: 3.14と 4を 小数化したものを f加え=7.14000e+000

数式表現・小数.src
 数式表現の中で、いろいろな方法で小数を表記したときの動作確認です。
c:¥Mind9¥sampleF>数式表現・小数    ←Linuxでは ./数式表現・小数

[1.2 + 3.0]=4.20000
[1.2 * 3.0]=3.60000
[1.2 / 3.0]=0.40000
[40.2 % 3.0](小数では%は無いため”捨て”が実行される)=40.20000
[40.2 ÷ 3.0]=13.40000
[40.3 ≦ 40.2]=0
[40.2 ≦ 40.2]=1
[40.1 ≦ 40.2]=1

以下は複雑な数式表現

[ 変数1 := 3.1 + 2.3、変数2 := 10 + 6.3 ] を実行した
 変数1(5.4のはず)=5.40000 変数2(16.3のはず)=16.30000

 〜略〜

数値変換・小数.src
 小数値を文字列に変換、あるいはその逆の変換をおこなう機能の動作確認用です。
 起動引数から小数値を与えるようになっています。仕様はこのプログラムを引数無しで起動したときのヘルプメッセージをご覧ください。
 詳細については、プログラミングマニュアルの第6章「数値演算」の「文字・文字列を数値に変換(小数向け)」および、「数値を文字・文字列に変換(小数向け)」を参照してください。
 以下は実行例です。
c:¥Mind9¥sampleF>数値変換・小数 12.3 20 5    ←Linuxでは ./数値変換・小数 12.3 20 5

<小数表記が有れば数値変換>
値=12.30000 合否=1
<数値変換・小数>
値=12.30000 合否=1

-------- 有効な小数表現なので再度文字列に変換する --------

<文字列変換・小数形式>
値を 全桁数と 小数部桁数で 文字列変換・小数形式=[            12.30000]
<文字列変換・指数形式>
値を 全桁数と 小数部桁数で 文字列変換・指数形式=[        1.23000e+001]

初等関数.src
 三角関数、対数、指数などを演算する機能の確認用です。
 詳細については、プログラミングマニュアルの第6章「数値演算」の「初等関数」を参照してください。
c:¥Mind9¥sampleF>初等関数    ←Linuxでは ./初等関数
 (度←→ラジアン変換)
30.0の radian=0.52360 そのdegree=30.00000 ← 30.0 のはず
90.0の radian=1.57080 そのdegree=90.00000 ← 90.0 のはず
180.0の radian=3.14159 そのdegree=180.00000 ← 180.0 のはず
360.0の radian=6.28319 そのdegree=360.00000 ← 360.0 のはず
 (πの値)
π=3.14159
PI=3.14159
[六分のπ := PI / 6.0] を実行したあとの変数”六分のπ”=0.52360
 (acos系)
acos(0.5)=1.04720 そのdegree=60.00000 ← 60.0度 のはず
asin(0.5)=0.52360 そのdegree=30.00000 ← 30.0度 のはず
atan(1.73205080)=1.04720 そのdegree=60.00000 ← 60.0度 のはず

  〜略〜

小数関数.src
 文字通り、小数を扱う関数の定義とその動作確認です。
 データ型不一致など、わざと文法エラーを検出させるためのソースもコメントアウトして入れてあります。
c:¥Mind9¥sampleF>小数関数    ←Linuxでは ./小数関数
[1 + 小数関数(2.1)](4.1のはず)=4.10000


samplew¥ ディレクトリにあるサンプル(GUIのサンプル)
"samplew\_ここにあるソースについて.txt" も併せてお読み願います。
 このディレクトリにあるサンプルはすべてGUIアプリケーションで プログラミングマニュアル(GUI編) の中で扱うものです。マニュアルの解説にしたがって動かしてみてください。
 初期状態で既にコンパイルされているため、そのまま起動することができますが、ユーザが改めてコンパイルしたい場合はコマンド プロンプト環境を開いて以下のバッチファイルを実行してください。
          (強制コンパイル) >makehere force (Windows) $ ./makehere.sh force (Linux)
 上記操作で一括コンパイルできます。
 ソースプログラムを修正した場合など、2度目以降にコンパイルするには以下のように起動してください。内部的に mmake が使われ、修正のあったプログラムのみが再コンパイルされます。
      (修正のあったものを再コンパイル) >makehere make (Windows) $ ./makehere.sh make (Linux)