売り上げは 31個の 変数。 ↑配列名 ↑要素数 ↑型 ─── 宣言できる変数の型 ─── 数値系変数: 変数、 小数変数、 ・・ 文字列系変数:文字列、 文字列実体、 単純文字列実体、 ・・
上記で15日目の売り上げを指し示したことになる。かっこによる要素の指定部分を「添え字」と呼ぶことにする。添え字は配列名に密着して記述する必要がある。売り上げ(15)を ・・・
先の添え字の記述例では数値で直接指示していたが、ほかに処理単語名や変数名を記述することができる。エラー:配列要素番号が異常です。
回数指定の繰り返し文の中で、現在の回数を「回数」によって引用し、これを添え字とすることもできるので覚えておきたい。ちなみに「回数」は整数を返す処理単語である。添え字として記述できるもの:
- 整数の定数
- 整数の変数
- 処理単語(整数を返すもの)
- 整数を返す関数
のようになる。また、代入ほかの操作も、○○とは 日時を得て 売り上げ(日)が 10000円より 大きい
というように、数値変数に対するすべての操作がこの配列要素に対して可能となる。10000円を 売り上げ(日)に 入れる 売り上げ(日)を クリアする 100円だけ 売り上げ(日)を 増加する
まず「要素数」という語を使って繰り返し回数を与えている。読んで字のごとく配列の要素数(ここでは31)を引用する特殊な働きを持つ。(もちろん「31を」と書いても良いがこちらのほうが優れている)売り上げ一覧表示とは (・ → ・) 売り上げの 要素数を 回数指定し 回数を 二桁で数値表示し 「日 」を 表示し 売り上げ(回数)を 数値表示し 「円」を 表示し 改行し 繰り返すこと。
次の部分に注目して欲しい。1日 27810円
2日 53960円
3日 36290円
4日 47691円
5日 22760円
・・・・・・・・
「要素数」はMindの予約語であり、読んで字のごとく配列の要素数を引用する特殊な働きを持つ。この例では売り上げの要素数は31個として宣言しているので、コンパイラはここに31と書いたのとまったく同じコードを生成し、結局は、売り上げの 要素数を 回数指定し ・・・・・
と記述するのと等価となる。将来、売り上げの個数が変更になった場合のことを考えると「要素数」を使ったほうが優れている。そうしておけば将来、配列の長さである31を変更するような場合、プログラムのあちこちにある31をすべて訂正する必要がなく、配列定義の1箇所で済む。31を 回数指定し ・・・・・
のような記述はエラーとなる。売り上げ(当日から 3を 引いたもの)が ・・・
あるいはこの演算部分を1つの処理単語(局所処理単語が向いている)として定義する手もある。○○とは 三日前の日は 変数 当日から 3を 引き 三日前の日に 入れ 売り上げ(三日前の日)が ・・・
○○とは 三日前の日とは (・ → 番号) ←局所処理単語 当日から 3を 引いたもの 本体とは 売り上げ(三日前の日)が ・・・
添え字をわざと省略したこの表記は配列全体を引用することになる。上のプログラムは、配列の全要素に0を代入する簡単かつ高速な処理なので覚えておきたい。売り上げを クリアする
上記は、「売り上げ」と同じ要素数のもう1つの配列「売り上げ控え」に対して、配列を丸ごとの複写を行うものである。これも先の「クリア」と同様、全要素に対して一括して高速な複写を行うことができる。売り上げは 31個の 変数。 売り上げ控えは 31個の 変数。 ○○とは ・・・・・・・ 売り上げを 売り上げ控えに 入れる ・・・・・・・
のような参照は、この「売り上げ」が配列名である場合には無意味な処理であり、実際、このようなプログラムはコンパイル時にエラー検出される。売り上げが 10000円より 大きい
住所は 100人分の 文字列実体 長さ 200桁。 ↑配列名 ↑要素数 ↑変数の型 ─── 宣言できる文字列型変数 ─── 文字列、 文字列実体、 単純文字列実体、 ・・など文字列系の変数
<配列名>は 定数配列 ←整数値の配列 <数値> <数値> ・・・・・ <数値> <数値> ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・。 <配列名>は 小数定数配列 ←小数値の配列 <小数値> <小数値> ・・・・・ <小数値> <小数値> ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・。
この配列のアクセスは、普通の1次元配列と同じでよい。つまり、金種配列は 定数配列 10000 5000 1000 500 100 50 10 5 1。
のように参照する。金種配列(3)を 数値表示 ・・・
というような記述はエラーになる。300を 金種配列(4)に 入れる
というプログラムにしておけば、将来の金種の増加に自動対応できる。金種配列の 要素数を 回数指定し ・・・・・・・ ・・・・・・・ 繰り返し
<配列名>は 文字列定数配列 <文字列定数> <文字列定数> ・・・・・ <文字列定数> <文字列定数> ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・。
引用例は、警報文は 文字列定数配列 「地震」 「火災」 「水害」 「盗難」。
のようになる。警報文(警報番号)を 表示 ・・・